館長だより

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今年度も特別展をWeb上で開催いたします。
現在、当館で展示中のものより、いくつか掲載いたしますので、
「美枝きもの資料館」所蔵品をぜひともご覧ください。

今回は以前ご好評いただきました「郷土に愛された着物」について掲載いたします。

「赤地松竹梅鶴亀模様打掛」

嫁入り衣装の打掛で、総縫いの豪華なもの。
模様は古風ですが、明治末~大正ごろのものだと思われます。

「大正時代の野良着」

「ふだん着」

「薬玉(くすだま)」

 

このほかにも、当館では様々な着物を展示をしております。
よろしければお越しくださいませ。

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新型コロナウイルス感染症予防の観点から、長らく閉館しておりましたが、11月より開館し、「四季の着物展」を開催をスタートいたします。それに先駆けて10月に地元の方に向けて開館させていただいておりました。

その様子を、写真にてお伝えいたします。

皆さまのご来館を心よりお待ちしております。

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昨今の時勢を踏まえ、今年度は特別展をWeb上で開催いたします。
「美枝きもの資料館」所蔵品をぜひともご覧ください。

今回は以前ご好評いただきました「働き着」について、明治・大正時代に実際に使われたものを掲載いたします。

「麻のつぎはぎの野良着」

(明治時代)

滋賀県の方からの寄贈品。たくさんのつぎはぎがされた野良着で、つぎはぎの寄せ裂をすることが家の豊かさを示すことになったり、弱い子のために丈夫な子供の裂をあちこち貰い集めてきものを縫ったりしました。

「毎年、7,8月ごろ山仕事で着ました。内側にたくさん裂が重なってついているので汗をかいてもべたつかず、常にさらっとして涼しくて、新しいものなど使う気になれなかった…」(持ち主談話)

「ぼろ織り働き着」

(明治時代)

いろいろな色の裂を細く割いて撚りをかけて緯(よこ)糸に織り込んだのが、意図せずに自然な美しい「やたら縞」を作っています。

やたら縞…縞織物のひとつ。縞模様の感覚や色の配列が不規則に織られたもの。

(左)かもや

大正~昭和時代

(右)にんじり

明治以後

かもやは袖なしの短衣で、海や畑などで野良着に用いたもの。

にんじりは袖なしの短衣で、大小の入子菱(いりこびし)風の模様が刺してある。
秋田県で作られたもの。

入子菱風模様

万祝(まいわい)

大正時代

大漁袢纏(たいりょうばんてん)ともいう。房総半島で、鰹やいわし漁の船主が、一年の漁が
一定の額以上に達するとこれを祝って乗り組みの漁師たちに与えたもの。

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2018年10月13日、14日の二日間、きものサローネin日本橋2018に出展いたしました。

ここ数年参加させていただいておりますが、今回のテーマは「東京の染色職人の技術」。

東京で染色職人をしていた方の蒔糊の技術を使った作品と鮮やかなグラデーションの作品、また仕立て方や染色技術の粋を残そうと1/2サイズで仕立てたちいさな着物を展示いたしました。

上記の写真は、展示の様子です。

当日は沢山の方にご来場いただきありがとうございました。

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平成30年4月1日~10月6日の期間、『十二単と束帯展』を開催しております。

普段写真ではすべて着付けをしてある状態でご覧になっているかと思いますが、今回は一つ一つ個別に展示しております。

十二単と束帯がそれぞれどのような組み合わせで着られているのか、そのようなことがわかる展示になっております。

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